研究拠点群形成プロジェクト深層学習の予測に基づいた新規機能性化合物創成と検証

本研究プロジェクトでは、深層学習(ディープラーニング)を用いた計算化学・有機合成化学・機能性評価の融合により、機能性分子の設計~検証までを一括して実現するイノベーションサイクル創出のための研究拠点形成を行っています。研究概要

機能分子創成研究会が開催

(2019年1月9日)
平成31年1月9日(14:30~17:40)に機能分子創成研究会が開催されました。本研究会では、奈良先端科学技術大学院大学 畑中 美穂 特任准教授を講師に迎え、「マテリアルズ・インフォマティクスの概念と要素技術」についてのご講演を頂くとともに、「マテリアルズ・インフォマティクスにおける実際の適用事例や問題点」について、参加者とともに活発な議論が行われました。本研究会は、各研究チームの教職員・学生、企業の方など約100人にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。

第41回ケモインフォマティクス討論会にて研究発表

(2018年10月28日)
平成30年10月26日開催の「第41回ケモインフォマティクス討論会」(熊本)において、【計算・創薬グループ】【光グループ】【合成グループ】の3チーム合同の研究成果である「深層学習(GCNN)による色素系増感剤のモデル化と性能予測」の発表を行いました。本研究は、本研究拠点群形成プロジェクト「深層学習の予測に基づいた新規機能性化合物創成と検証」の柱となるもので、本研究により、深層学習を用いて機能性化合物の設計が可能あることが確認できました。今後も、【計算・創薬グループ】による化合物設計、【合成グループ】による化合物の実験合成、【光グループ】による性能評価と機能改良のサイクルをより活発にし、本研究拠点群形成プロジェクトを加速させて参ります。

機能材料開発のためのケモインフォマティクス入門講座を開催

(2018年08月23日)
平成30年8月23日に「機能材料開発のためのケモインフォマティクス入門講座」及び、研究交流会を行いました。機能材料開発のためのケモインフォマティクス入門講座では、計算・創薬グループの山口((株)TSテクノロジー)が、ケモインフォマティクスや人工知能技術について講義を行い、研究メンバー及び各研究室所属の大学院生のケモインフォマティクスに対する理解を深めました。センターで取り組む「深層学習の予測に基づいた新規機能性化合物創成と検証」についての説明と、研究メンバーそれぞれの研究プレゼンテーションが行われました。研究交流会では、大学院生による研究発表会も実施し、活発な議論を行いました。

機能材料開発センター創設キックオフシンポジウムが開催

(2018年02月07日)
平成30年2月1日に機能材料開発センター創設キックオフシンポジウムが開催されました。センターで取り組む「深層学習の予測に基づいた新規機能性化合物創成と検証」についての説明と、研究メンバーそれぞれの研究プレゼンテーションが行われました。特別講演では、東京大学大学院工学系研究科の船津公人教授による「データ駆動型化学へのパラダイムシフト」と題する講演があり、データサイエンスについての重要性が具体例とともに語られました。シンポジウムは、本学の教職員・学生、企業の方など約90人にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。

キックオフシンポジウムが開催されます

(2017年11月10日)
2018年2月1日(木)に、山口大学研究拠点群形成プロジェクト「深層学習の予測に基づいた新規機能性化合物創成と検証」のキックオフシンポジウムが開催されます。